vol.9 of breath


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vol.9 意中人有り

December 1.2009

人はそれほど強い存在ではないようで、決めたことを守れずに怠けたり、途中で止めて
しまったりします。また困難な局面では、自分がこれから歩む道を決めきれないほどに
迷ったり、落ち込んだりしてしまいます。そんな時に”意中の人”が心の中に定まって
いるのか否かが、問題解決への道のりを大きく左右するように感じます。私は数年前に
縁あって”この人は”と思える3名の方々を、自らの人生の師として勝手に定めました。
”人生の師になってください”とお願いしたわけではありませんので、ただ私自身がそ
のように思っているだけなのですが、おかげさまで以前に比べると物事の決断に迷いが
少なく、思い悩むことがほとんどなくなりました。何れも”社員の幸せ”を経営の目的
と定め、経営者の思いやりによって社風を築く事により、きびしい経済状況下にあって
も、安定した財務内容と良好な業績を記していらっしゃいます。美容師一年生のときは
”技術者になりたい”技術者になってからは”売上を上げて一人前になりたい”そして
”ステージでカリスマ美容師みたいにカッコよく目立ちたい”そんな気持ちで毎日を過
ごしてまいりました。しかし店舗の責任者としての仕事を与えられたこととクリスマス
ケーキが私の美容師としての、ターニングポイントになったようです。17年間お世話
になった会社の社長からある年のクリスマスにケーキをいただきました。スタッフの家
族の事にまで気を掛けてくださる気持ちをありがたく感じるとともに、いつかは自分も
クリスマスケーキを贈れる人間になりたい。そのような気持ちが胸に湧いてきました。

           徳は本なり、財は末なり   大学

利益の追求こそが会社の目的になりがちな世の中ですが、人生も仕事も、その基本は徳
であり、財はひとつの結果にすぎないと孔子は説いています。先を歩まれる方々を敬い
成長いたします。ありがとうございます。             breath 松本喜久