vol.7 of breath


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vol.7 謙虚に深めよう

October 1.2009

美容室で仕事をしていると”時間も長いし、お休みも少なくて大変でしょう。”という声を
かけられることが多いようです。私の場合は”子供がプラモデルを作るような感じですよ。”
とお応えしています。お客様とイメージを共有してプランを立てて、ゴールを確認する。
そこから先は、”完成を目指して楽しもう。”そのような気持ちでお仕事をさせて頂いていま
す。”時間を忘れて、夢中になって、プラモデルを作る子供とよく似ているなあ。”自分自身
を客観的に観察してみて、そのように感じることがよくあります。好きな仕事だからこそ、
工夫や努力をおのずと行い、次はこんなの作りたい。こんなお店にしたい。そんな意欲も湧
いてきます。本当にありがたいことです。しかしながら、その熱意から生まれた思いも結構
なことですが、自分の仕事が世の中の仕事である、ということを忘れたら、それはとらわれ
た野心となり、小さな自己満足になってしまうのではないでしょうか。

どんな仕事でも、それが世の中に必要なればこそ成り立つので、世の中の人びとが求めて
なければ、その仕事は成り立つものではない。人びとが街で手軽に靴を磨きたいと思えば
こそ靴磨きの商売も成り立つので、さもなければ靴磨きの仕事は生まれもしないであろう。
だから、自分の仕事は、自分がやっている自分の仕事だと思うのはとんでもないことで、
本当は世の中にやらせてもらっている世の中の仕事なのである。ここに仕事の意義がある。
                                   松下幸之助

おかげさまで、毎日楽しく仕事をさせていただいておりますが、それと同時に世の中に求め
られていることから足を踏み外していないだろうか。新しいプラモデルを欲しがる子供にな
っていないだろうか?自らを一歩離れたところからコントロールできるように、謙虚に検証
出来る人間になろう。そのように感じております。ありがとうございます。
                                breath 松本喜久