vol.5 使命感を持とう
August 1.2009
なんのために 生まれて、なにをして 生きるのか、こたえられない なんて、そんなの
は いやだ! なにが君の しあわせ、なにをして よろこぶ、わからないまま おわる、
そんなのは いやだ! 私はこの歌詞を耳にして、やなせたかしさんは、アンパンマン
の歌詞を通じて、世の中の子供のみならず、夢や目標を携えることなく、なんとなく
生きている現代人に対して、”自分の命を、何のために使うのか。その答えを探してみ
ませんか?”そのように呼びかけているのではないかと感じました。自分の特性(性
質や能力など)を知り、それを人生のなかでどう生かしたらよいのか。また、自分が
向いていることはなにか。それを理解することこそ、人生を豊かなものにするための
条件かもしれません。では自分の”命”をどんなふうに”使”えばよいのでしょうか。
私は10代後半の時期”夢がないことが悩み”でした。在学中に専門のコンピュータ
はチンプンカンプンで楽しくない。しかし、卒業は迫ってきます。そんな悩みがピー
クに達した時に、私は髪を切りに行っていました。美容室に入る時の自分と出る時の
自分。その心の状態は大きく異なっていました。問題が解決したわけではないのです
が、気分が晴れる。私が美容師を目指したきっかけです。おかげさまで、今は少しだ
け、自分の命の使い方が、見えてきたように思います。
”私は何のために生れてきたんでしょうか”と問う若者がいます。
”人間は、他人に尽くすために生まれて来たのです”と私は答えます。
自分一人が幸福などということはあり得ないのです。 瀬戸内寂聴先生
家族を大切にして、スタッフが一人前の美容師として成長することで自立し、お客様
がヘアスタイルを通じて笑顔になる。そのために尽くすこと。それこそが今の私の命
の使い方であるように思います。
ーアンパンマンが自分の顔を分け与えるようにー breath 松本喜久

